9月11日、連れ合いの病院へ行った帰りのこと。
バス停近くの路傍に白い野花が咲いていた。
薬師(くすし)橋を渡った少し先の空き地にも、同じような白い花が群れ咲いていた。良く似ているのだけれども、どこか違う気がした。

人間の目は、視界にあるものを1部分しか見ない。しかも私の脳は自慢じゃないが、注意力記憶力ともに散漫!
カメラならバッチリ写し取ってくれる。バスの時間を気にしながら、急いでカメラに収めた。

センニンソウだろうな〜と予測はついていたので、ネットで検索したら「センニンソウとボタンヅルの違い」という項目が飛び込んできた。
極めて似通った花のため、誰もが知りたい案件だったようである。

どちらも「キンポウゲ科センニンソウ属」の蔓性半低木

路傍で見たときは、同じような花に見えたのに、こうして両者並べて見ると、雰囲気的に明らかな差がある。
シベの大きさが違うし、センニンソウには”爽やかな美しさ”が感じられる。
一番の違いは葉の形だそうだ。
葉っぱが牡丹の葉の形に似ているからボタンヅルの名前になった。それが最大の見分け方だという。

園芸用語では、センニンソウ属のうち、花が大きく観賞価値の高い品種を「クレマチス」と総称するそうな。

     

                   ↑   ボタンヅル   葉っぱの形が良く分かる。

 

         

           ↑↓  センニンソウ  ヤブガラシの葉っぱが茂って、センニンソウの葉が見えない!

          

 

 

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