大天使ミカエル(サン・ミッシェル)のお告げによりトンプ山に聖堂が建設された708年、以来モン・サン・ミッシェルの長い歴史が始まりました。
トンプ山は間もなく大規模な巡礼地となり、10世紀にはベネディクト会の修道僧が居を構えるようになる一方
山の下方に向かって村が広がっていき、14世紀には岸壁にまで至っていました。
英国との100年戦争の際には、攻撃を完全に防御した防塁や要塞を構え
フランス革命による修道会の散会から1863年までの間、修道院は監獄として使用されました。
1874年、歴史建造物に指定され大掛かりな修復工事が始められました。
この修復工事によって、中世の人々が「地上に具現された天空のエルサレム、天国の象徴」とみなしていた素晴らしい修道院を見学できるようになりました。
1979年よりモン・サン・ミッシェルはユネスコの世界文化遺産に指定されています。
(モン・サン・ミッシェル修道院のパンフレットから抜粋)
↑ 8月31日17:43 憧れのモン・サン・ミッシェル島がそこに! バスを下りて一歩一歩近付いていく。
↑ 17:59 先を行く同行者の青年の足取りが弾んでいる♪
↑ 20:41 ホテルの背後の広場に登り見下ろす。正面の「王の門」の上に沢山の人がいる。
道路下の駐車場に車が1台も無い。この後、大潮の満潮になって水没するからである。
9月1日 モン・サン・ミッシェル島の2日目は美しい朝焼けから始まった。
↑ 7:14 撮影
↑ 7:24 道路脇には可憐な草花が咲いている。正面の青い屋根のホテルが宿泊した「ラ・メール・プラール」
↑ 修道院への参道入り口 7:42撮影
朝食のあと9時から 「修道院の見学」に出発
↑ 9:11 参道を進むのかと思ったら、この辺りで外壁に上がる。
↑ 堅固な外壁に沿って右へ右へと回り込んで行く。 9:21
↑ 9:34 外壁から左折して、石段の急坂を登り詰めると修道院の入り口である。
↑ 9:36 山頂の「西のテラス」まで、ひたすら石段の登りが続く。
↑ 9:46 見下ろせば年に一度の大潮が島を取り囲んでいた。道路脇の駐車場は完全に水没している。
↑ 10:00 山頂の「西のテラス」 ガイドの女性から「敷石のサインは運んだ人夫の手間賃の爲」と聞く。
↑ 10:15 修道院で最も美しい「回廊」 修道僧たちが歩きながら瞑想した場所である。
↑ 10:48 尖塔の天辺に立つ「大天使ミカエル」の実物大レプリカ
↑ 11:53 モン・サン・ミッシェルとお別れの時がきた。丸1日に満たない滞在期間だったけれど・・・。
↑ 13:08 島の対岸から見たモン・サン・ミッシェル島。陸地側は牧場やトウモロコシ畑が広がっていた。