No.4 ”天赦園・早春” 3月8日撮影
梅の花が散り、早春というには稍遅いかな〜という季節、天赦園へ行ってみた。
まず、入口の満開のアンズの花に度肝を抜かれた!
迂闊なことにアンズの花期を失念していて、青空に映えるピンクの華やかさに心が浮き立つ心地がした。
花盛りのアセビも壮観だった♪
白木蓮は今まさに開かんとする風情が「希望に膨らんでいる」かに見えた。
惜しむらくは、春雨亭の前以外の池の大半が濁っていたこと。
受付の女性の話では「毎年この季節は濁るんですよ」 これも季節の移ろいの現象で、しようがないらしい。
↑ アンズ(杏)の花
↑ セイヨウミザクラ(西洋実桜)の花。初夏に可愛いサクランボが実ります。
↑↓ 天赦園から仰ぐ宇和島城。ツバキカンザクラ(椿寒桜)が花盛りを過ぎたようです。
↑ 左がアンズ、右は西洋実桜の花
繊細なハクモクレン(白木蓮)の苞の毛
↑ サンシュユ(山茱萸)の幹がこんなに美しかったとは!
↑↓ 鈴の音が聞こえてきそうな、アセビ(馬酔木)の花
↑ ヤツデ(八つ手)の影がポエムですねぇ。
春雨亭の障子や壁に、水陽炎(ミズカゲロウ)がゆらゆら揺れて千変万化の光のパフォーマンス♪ ここの水は澄んでいた。
白玉藤(上り藤)の藤棚が水面に裏を映して、あたかも水中に橋を架けたように見える。水はとろりと濁って動かない。